はやぽん(@hayapon_adhd)です
ここでは私が発達障害や適応障害の診断を受け入れたこと、長所ややりたいことの分析に有益だった書籍を紹介したいと思います。
どの書籍も自分の意志や判断で選択し、他人の考えや意志に流されないために重要な考え方を身に着けることができるきっかけになる本だと思います。
長所発見
世界一わかりやすい「才能」の見つけ方
才能って特別な人だけが持つものではない。
誰にでも持っているもの
才能が分からないのは才能を知る方法が分からないだけ
自分の才能が分かると
- 自己肯定感が高まり、自分のことが受け止められるようになる
- 自分のことだけはなく、他者理解にもつながるきっかけになる
- 自分の生き方が分かり人生に迷いがなくなる
きっかけになります。
この本を読み進めながら質問に答えていくとあなたの強みや才能、やりたいことがきっと分かってくるようになると思います。
世界一わかりやすい「やりたいこと」の見つけ方
「自分にはやりたいことがない」「やりたいことがわからないから行動ができない」
この本ではやりたいことが分からないモヤモヤから解放されて本当にやりたかったことが見つかる自己理解メソッドを体系的に学ぶことができます。
お金
本当の自由を手に入れる お金の大学
「お金のことが心配」
「老後の貯金や資金が心配」
と誰でもこのようなお金にまつわる心配をしたことはあると思います。
なぜなら学校でお金のことについて教わる機会がないまま大人になってきてしまったからです。
本書ではお金のに関すること(貯金や節約、健康保険や民間保険、年金や投資)についてイラストや図でわかりやすく解説してくれています。
私も警察官として在職中に適応障害で休職してしまった時にたまたま本書のことを知り、休職中に使える保健制度や障害年金について勉強して100万円単位で節約することができました。
「本当の自由を手に入れるお金の大学」の著者は、両@リベ大学長です。
著者の運営しているYouTubeチャンネルである「リベラルアーツ大学」は登録者が200万人以上もいます。
リベラルアーツ大学ではお金の貯め方、節約の仕方(生活費や保険)副業(メリットや副業の種類)、投資(株や不動産)の運用方法など視聴者がお金に困らずに自由な生き方を目指すということをコンセプトに配信をされています。
学校では先生から教えてくれなかったお金のことをチャンネルで配信されていて本書はYouTubeでの発信を書籍にしたもので分かりやすい図やイラストで紹介してくれています。
生き方
生きる技法
この本は私が休職する前までの
上司や同僚からの評価が全てで「他人軸」の考えで生きてきた私が、「自分軸」の考えに変わっていくきっかけになった本です。
本の帯に書かれていた「助けてくださいと言えたとき、人は自立している」という言葉が印象的で買って読んでみることにしました。
世間一般の常識とは違うと思われるこの言葉に惹かれて読んでみましたが読み終わるとこの言葉に納得することができました。
世の中は自分の力だけで解決できることは多くないです。この本ではそんな時に素直に援助を求めることができるということの大切さが書かれています。
また、この本では子どもの時に親や教師から植え付けられた自己嫌悪を克服することの必要性が書かれています。
「毒親」という言葉はあまり好きじゃないけど、今振り返ってみると自分の親はそうだったと思う。
小さい時からすっと、「なんでこんなこともできないの?」と怒られ続けてきた。
何かするたびに怒られる
だから親や教師の言ったことが怖くて怖くて。
それが大人になって仕事をすると、上司の評価を過度に気にする性格につながっていったのだと思う。
「なんでこんなこともできないの」と言われ、親をがっかりさせてしまったとい気持ちが罪悪感として心に残り、それが休職するまでの自分の生きづらさの原因だったんだとこの本を読んで感じることができました。
この本では、自己嫌悪から抜け出すためには自分を受け入れてくれる人に頼ること、欠点や短所があっても自分を認めてくれる理解者の存在が必要だと書かれています。
そして自分を理解してくれる人を色々な所に作るのが良いとも言っています。
自分の弱さを認めて、理解者に助けを求める力が生きづらさを克服するためには不可欠だという内容でそれが帯の「助けてくださいと言えたとき、人は自立している」という言葉につながってくるのでした。
この本は人の評価を気にしたり、自己肯定感が低いという人にぜひ読んでいただきたいです。
あなたが生きづらいのは「自己嫌悪」のせいである。他人に支配されず、自由に生きる技術
私は自分のことが嫌いでした。自己嫌悪を抱き続けて生きてきていました。それは過去の失敗経験が多く自然と自分と他人を比較してきたり、親から「なんでそんなこともできないの?」と否定されてきたりして自己嫌悪をするようになってきたのだと思います。私はADHDという発達障害を持っていますので失敗経験は特に多く、それが人格形成にも深く関わってきているのだと思います。
この本では生きづらさの根源は「自己嫌悪」であり、その「自己嫌悪」の正体は何か、「自己嫌悪」から解放されるにはどうすればいいのかという問題について書かれています。
”自己嫌悪というと、「自分が何かをした結果感じてしまうもの」と私はかつて思っていました。しかし色々考えてみて、そうではない、という結論に至ったのです。これが「最重要の発見」でした。
自己嫌悪、というのは「何かの結果」ではありません。何もしていないのに、自己嫌悪が先にある、というのが問題の本質だったのです。”
引用:本書冒頭より
私はこの本を読んで衝撃を受けました。何か勉強で悪い点数を取ったとか、仕事でミスをしたなどの失敗をした→自己嫌悪をするという方向が常識だと思っていましたが実際はこれとは逆なんだよ。というのが本書のテーマです。
そもそも、自分のことが嫌いだという気持ちがあるから、自分を嫌いだという証拠を集めるために自分の欠点や失敗を自起こしてそれを理由にして「やっぱり〇〇という失敗ばかりしているから自分なんか嫌いなんだ」という感情を抱くようになるとこの本では主張しています。
自分のことがそもそも嫌いだから嫌いだという証拠を集めるために自分が嫌いになりそうな欠点や失敗などの出来事を証拠としてでっちあげるという主張には衝撃をうけました。
この本によると、ではなぜそんなに自己嫌悪を抱くようになったのかというと
親の影響があると言っています。
子どもにとって親に嫌われるのは絶対に避けるべきこと、親から嫌われないためには親の期待どおりの振る舞いをするようになります。
そうしていくうちに自分の気持ちを抑えて親の気持ちを優先させるようになると→自己否定、自己嫌悪をする人間になるということです。
負の思考から抜け出すには、自分の気持ちを優先させること、つまり自分の直観や感情に素直に従って行動することだと本書では言っています。
私は本書を読んで「これだ」と思いました。
今までの人生、人の顔色ばかりを見てきて育ってきた。
自分は悪く思われているのではないかと何か失敗するたびに思ってきた
私はこの本を読んで自分の感情に素直に生きることの大事さを学び、そして自己嫌悪する理由が分かりすっきりした気持ちになりました。
正しい情報の見分け方
フェイクニュースの見分け方
テレビ、新聞、インターネット、YouTube,twitter等、情報を調べるときにその情報は正しいのか見分ける力は重要でその見分けるにはどうすればいいのか教えてくれる本です。
発達障害の事とか休職中に使える福祉の制度、その他の情報を調べるのによくインターネットやYouTubeを使うのは有効だけど、中には誤った内容や嘘も紛れているので正しく知るということはとても大事
何か有益な情報を知りたくて調べている人に対して悪意をもって嘘をついたり騙してこようとする人もいたりします。
本当と偽物の情報を嗅ぎ分ける力はとても大事だなと思います。
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