最初の精神科医はやばかった・・・

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はやぽん(@はやぽん)です。

私は2018年の9月に新しい部署に異動してきて慣れない人間関係や業務に適応できずにストレスを溜め続けた結果仕事中に頭が真っ白にパニック状態になりました。

そのまま職場近くのメンタルクリニックを受診し、適応障害と診断されて休職することになりました。

最初に通う事になった病院の主治医の対応に不信感を抱き、現在通っている病院に転院をする事になりました。

今回の記事は私が休職後、現在の病院に通院することになった経緯についてお話したいと思います。

薬の副作用との戦い

適応障害と診断された、上司に連れられて行った職場近くの病院に2018年11月より通院することになりました。

この病院での主治医は人の目を見て話することはありませんでした。

目を見て話さない主治医の態度に当初からモヤモヤした気持ちがありました。

でも職場からの紹介ということもあり、指示通りに処方された薬を飲んでいました。

処方された薬を飲んですぐに私のことを叱責していた先輩や上司に対して強い殺意や怒りがこみあげてきました。

「俺をこんな目に合わせて絶対に許さない!!!!絶対に殺してやる!!!!」と叫びながら家の中の物を投げつけたり、床を拳で殴りつけて血を出したりと本来の自分では絶対にしないような行動をしてしまっていました。

意味もなく怒りがこみ上げてきて玄関先でベビーカーを妻や子供に向けて投げつけたこともありました。

誰も怪我をしなかったのは幸いでした。

これを見て妻は、これは尋常ではない。

今までの温厚な夫はどこにいってしまったのだろうととてもショックを受けたそうです。

次の診察の時に薬を飲んで、強い殺意と怒りが噴き出して自分が変わってしまったみたいになったことを相談しました。

しかし、やはり医者は私と目を合わせることなく「じゃあ次はこれを飲んで」と別の種類の薬を処方してきました。

私は主治医の態度や話し方にこの時違和感を感じていましたが、心も身体も弱っていた私は主治医へ意見することも文句を言うことも出来ずに渋々と新しく処方された薬を飲むことになりました。

医者がそういうのだから薬を変えたら変わるかもしれないしと多少なりの期待もあったかと思います。

しかし、新しく処方された薬を飲んでみるとすぐに高熱と強い倦怠感と嘔吐を繰り返して数日間寝込んでしまいました。

あまりにも心配になり、近所の大学病院の夜間診療を受診しましたが、「風邪だと思います。飲んでいる薬のことは分からないのでかかりつけの医者に相談してください」との回答にがっかりしたことはいまだに忘れられません。

医者に対する不信感が募るばかりでした。

そして、次の診察の時に新しい薬の副作用のことを相談しましたが、「これで大丈夫だからこのまま飲み続けて」と・・・・。

これだけ窮状を訴えているのに???

このまま通い続けたら私は医者と薬に殺されてしまうのではないかと思いまいした。

妻も同意見でした。

病院を変えようと決意

精神的にまだまだ不安定で正常な判断ができない状態でしたので、ほぼ妻が主体となってネットで検索したり、精神科の病院について書いてる本を読み漁ったりと情報収集を始めました。

今思えば私一人では何もできず、同じ病院に通い続けていたかと思います。

周りのサポートは本当に大事だと改めて感じました。

実際に電話した病院は下記の3つです。

昭和大学烏山病院:発達障害でとても有名。とても人気で予約がなかなか取れない。予約開始日時ぴったりに電話をかけ、全く繋がらず・・・。こんなに困っている人がいるんだと実感!

②自宅から歩いては行けないけど自転車でならいける距離にあった病院その1:新規患者は受け付けていないとHPにかかれていて諦める。こんなに困っている人がいるんだと実感!(2回目笑)

③自宅から歩いては行けないけど自転車でならいける距離にあった病院その2:今通っている病院を変えたくてと伝えたら、院長に「精神科の病院なんてどこに行っても同じだからうちに変えても同じ」と言われ、そんな病院無理だわ〜と却下!

どうしようかと悩んでいた時、ふと、やはり当初に予約していた病院に行ってみようかということになりました。

前回の記事で近所で綺麗そうだからここにしようかというノリで一度予約した病院です。

勤務中に上司に連れて行かれた病院に行くことになり、予約をキャンセルしていました。

もう一度予約を取り直し、初診は1月でした。年度も変わるし心機一転スタートしようと心に誓った年末でした。

病院選びで大切なこと

  • 精神科医の経歴や専門分野がホームページで確認できること(発達障害が専門、コンサータを取り扱いできる等)
  • 心理士などのスタッフが多数常駐していること(知能検査や心理検査、カウンセリング等の治療や検査が受けられる)
  • リワークプログラム等の職場復帰プログラムを開催していること(リワークプログラムについては別の記事で解説します)
  • ソーシャルワーカー等の相談員が勤務していること(障害者手帳や障害年金、ハローワークや就労移行支援事業所の利用方法や申請方法の仕方を助言、必要書類の揃え方をアドバイスしてくれる)
  • 受付のスタッフの対応の良さ(初診予約の時の電話でスタッフの質が推測できる)

などの点を考慮し、クリニックを選ぶと医師の診察以外に治療の選択肢が広がります。

私が現在もお世話になっているクリニックでは医師の診察以外にもカウンセリングや心理検査、リワークプログラムなど様々な治療を提供していてスタッフ同士の連携もしっかりしているのでストレスなく通院する事ができています。

私は最初に通院していた主治医やスタッフとの信頼関係を築けずにモヤモヤを残したまま転院し、しばらくは安心して治療に専念することが出来ませんでした。

気持ちよく通院できる病院を見つける事ができれば治り方も変わってくると私は実感しています。

精神科選びは調べてみれば分かると思いますが情報が少ないので何か参考になる情報を提供できていればうれしいです。

休職後、復帰するまでにいろいろと時間がかかりました。精神科も変え、体調も安定してきて復帰訓練に臨みました。しかし。失敗!!

復帰訓練1回目の失敗談を記事にしています。

【経験談】適応障害により休職後、病院を変えたそのわけ
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この記事を書いた人

このブログを運営しております、「はーちゃん」です。会社の人間関係が原因で、うつ状態になり、休職。休職中に発達障害(ADHD)と診断されました。2年半の休職を経て元の部署に復帰しました。私と同じような境遇で悩んでいる方、悩んでいる方の友人や家族の方などに、少しでも有益な情報発信をしていければと思います。

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