発達障害(ADHD)の私が復職に効果的だった方法

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はやぽん(@hayapon_adhd)です。
私はADHDと診断されています。
発達障害を持っていると仕事をしていて
「うまくいかない」「上司から怒られて落ち込む」という嫌な経験をしたことがある人、多いのではないでしょうか。

この記事では発達障害(ADHD)の私が、

  • ADHDの特性の理解が深まった
  • 休職⇛復職に効果的だった
  • 短所を長所に置き換え前向きな気持ちにできた

方法について紹介いたします。
そして悩みの解決に一番効果的なのが誰かに相談すること。身近にいる家族や友人に仕事での人間関係や悩みなどを相談する、これだけでストレスはかなり軽減されます。もし、身近に相談できる人がいない場合にはオンラインで気軽に「こころの悩み」や相談できるサービスができました。
オンラインで相談できるサービスは「ここかる」です。この記事の最後に「ここかる」について紹介します。もっと詳しいサービスの内容については関連記事もありますのでそちらおお読みください。

上司からの否定的な意見でダメージを受けてた過去

ADHDには「不注意」「多動性」「衝動性」という主に3つの障害特性があます。人によって特性の出方は異なります。ADHDを持っていると仕事でうまくいかないと感じる場面は多くなってきます。
私は下記特性が目立ちます。

  • 物事の順序や優先順位をつけれない
  • 誤字や脱字が多い
  • 約束の時間を守れない
  • 忘れ物が多い

発達障害を持っていない人でも苦手な人はいるかと思います。なのでなかなか理解されにくいんです。「こんなの誰にでもあるよ」
「そんなのできないなんて言うのなら俺だって発達障害だよ」
と言われちゃいます(T_T)
こんなこともよく言われます⇓⇓⇓
一回やったミスは注意していれば次からはやらなくなるはずだよ、何回も同じようなミスをするのは改善する気がないからだ
障害当事者でない人や障害を理解できない人からしたら、上に挙げた例はただの短所だとみなされがちです。
障害を持っているがゆえに生じてしまうことだとは理解されません!私は元々、人の意見ばかりを気にしていました。自分の意思や意見を持つことができずに人に流されていました。なので、否定的な言葉や評価を上司からされ、落ち込み、
「自分はなんてダメな人間なんだ。」
「毎日失敗ばかりで今日も怒られた」と自己肯定感が急降下してました。「落ち込んでは自分を責める」という日々を過ごしていた結果、過度のストレスから適応障害を発症して2年半も休職しました。私が休職することになった記事はこちら

リワークプログラムでリフレーミングに出会う

心がバッキバキに折れてズタボロだった私。その私が変わるきっかけになったのが復職中に受けていた復職支援プログラム(リワークプログラム)でのリフレーミングというスキルです。リフレーミングとは、ある出来事について、

  • 視野を広げて捉え方を変える
  • 視点や考え方を変える

という方法です。リフレーミングが身についてくると、できごとに対する感じ方が変わる

       ⇓

ストレスやイライラ開放される

       ⇓

心が軽くなる

       ⇓

生きずらさの解消といったサイクルにつながります。リワークプログラムについての記事はこちら

マイナスをプラスに言い換える

「毎日失敗ばかりして自分は能力が低い」
「本当に自分ってダメな人間だ」
「どうせ自分なんて…」
「職場の先輩はすごいけど自分なんて全然できてない」自分の苦手な面に目を向けているとこのように自分を否定的に捉えてしまいます。休職直前の私はまさにこんな負の感情に支配されてずっと苦しんでいました。否定的な考えになってしまうのは、他人の意見や評価でしか自分のことを捉えられていなかったからでした。
他人軸で生きていたんです。(人生の主役は自分なのに・・・。)
リフレーミングでは下記2点を行います。

  1. 自分の欠点や短所を書き出す
  2. 別の視点に変えて考え直す

私が通っていたリワークプログラムでは5人1グループでのグループワークでした。

自分の短所を発表

 

他の参加者がポジティブな表現で短所を言い換える

という作業を行います。

リワークでやっていたリフレーミングの詳細な手順はこちら⇓

1 紙の左側に自分の嫌な性格や短所部分を書き出す

2 同じグループの別の人の発表した短所や直したい性格の部分を書き出す。

4 グループ内で言い換えた言い直す前→言い換えた後の表現を発表する

3 ノートの右側に別の言葉に言い換えた表現を書いていく。

  • 人の意見にすぐ流される    →気づかいが出来る
  • 物事の優先順位がつけられない →臨機応変
  • 優柔不断でいつまでも迷っている→慎重
  • 怒りっぽい、すぐにイライラする→情熱的、正義感が強い
  • 思い込みが激しい、視野が狭い →自分の意見を持っている

左側にはネガティブな特性、性格を。
右側には言い換えた後のポジティブな特性、性格を。自分では想像もできなかった自分のいい面、強みになりそうな性格って他人から意見してもらえると意外と簡単にでてくるものなんです。私は何か傷つくようなことを言われたり、ショックな出来事がある度にポジティブな表現で言いかえができないか言いかえる練習をしていました。繰り返し行い、定着させることがとても大事!
マイナスだと思い込んでいた自分の性格。実はすごい武器だったと分かり、とても前向きになれました!

こころが軽くなれるオンラインカウンセリング「ここかる」の紹介

ここまでは発達障害の特性を持っていると、その特性の弱みの部分によってネガティブな感情になってしまうことについて紹介しました。それらのネガティブな感情についてはリフレーミングという方法でマイナスからプラスの表現に言い換えるトレーニングを重ねることで徐々にネガティブな思考から解放されていくということについてお伝えしました。
発達障害の特性は表裏一体、その人が身を置く環境や人間関係によって持っている特性が長所にも短所にもなり得るという事を表している証拠です。
発達障害の特性を弱みから強みに変える作業には専門家の協力、身近な人との良好な関係によってうまくいきます。
私の場合も通っている診療内科のリワークプログラムという復職支援のプロの先生の協力を得ることで今はある程度、自分の発達障害の特性を自分自身でコントロールしてネガティブな思考になることは格段に減らすことができるようになりました。
私は一人でリフレーミングをすることって正直かなり難しいのかなと思っています。
私自身、休職して発達障害の診断を受けてから自分の障害特性の把握やネガティブに考えてしまう癖を改善するために2年以上かかってしまいました。
発達障害の特性を前向きに考え直すためには誰かに相談することがかなり重要です。
気軽に人間関係の悩みや発達障害の特性について、ついつい後ろ向きに考えてしまうという人におススメしたいのが「ここかる」というオンラインのカウンセリングサービスです。
「ここかる」はスマートフォンやパソコンから24時間いつでもカウンセラーに相談できるというサービスです。
「ここかる」最大のメリットは、対面でのカウンセリングでは1時間8000円ほどもかかってしまう相談料金も「ここかる」では1回25分あたり969円(臨床心理士などの資格保持者による相談は1361円~)でできてしまうという利便性にあります。
臨床心理士などの資格を保有しているプロのカウンセラーであれば発達障害の特性やマイナスをプラスの表現に置き換えてネガティブに考えてしまう癖を改善するリフレーミングを第一線で取り扱ってきている方ばかりですので、信頼して話ができます。
「ここかる」のサービスについて詳しく解説している記事がありますので下の記事を読んでみて下さいね。

下のリングをクリックすると「ここかる」の登録ページにジャンプできます。発達障害の特性で困っている、ついつい自分を責めてしまう、毎日ネガティブな事ばかり考えてしまうという方にはぜひ登録して頂きたいです。

さいごに

発達障害には、能力の得意と不得意の差がとても大きいという脳のクセがあります。言い換えると苦手なことが強ければ強いほど、場所や環境を変えるとものすごい力を発揮する可能性大なんです!私は座って事務作業は全く向かないです。(じっと座ってることが大嫌い)でも自分のペース自由にやらせてもらえる環境であれば本来の実力が発揮できます。短所を長所に変えて考えていくことができるようになり、自分の身を置くべき場所がわかってきました。「ここだ!」と思っても、疑問を感じたら、また自分の居場所探しの旅を開始!です。
日々前進!!

いつでもスタートできるよ
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この記事を書いた人

このブログを運営しております、「はーちゃん」です。会社の人間関係が原因で、うつ状態になり、休職。休職中に発達障害(ADHD)と診断されました。2年半の休職を経て元の部署に復帰しました。私と同じような境遇で悩んでいる方、悩んでいる方の友人や家族の方などに、少しでも有益な情報発信をしていければと思います。

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