今回の記事は、生きずらさを克服するためには「自身の診断名や
障害について「受け入れていく」という事はとても難しく、一言ではとても説明はできないし時間や忍耐も必要になってくると思いますが、私の事例を挙げさせて頂く事で皆さんにすこしでも何かヒントとなる情報を提供できればと思って記事を書かせて頂きたいと思います。
この記事では自身の発達障害を受け入れていくのに経験していったステップについて紹介します。
また、発達障害や精神障害を受け入れるには一人では乗り越えるには難しい場面もあるかと思います。そんな辛いときに気軽に相談できる相談先としてオンラインカウンセリングの「ここかる」というサービスを紹介します。「ここかる」についての詳しい説明や使い方は下記の記事にも紹介しているのでぜひそちらもご覧ください。
発達障害を持っていると自分の抱えている人間関係や仕事の失敗を相談しにくい、と感じることが多いかと思います。そんな時にスマホから気軽に安価にカウンセラーに一回969円~相談できるサービスです。
心の病気や障害を受け入れるステップについて
私をはじめ、発達障害や精神疾患・精神障がいを抱えていると生きづらさを抱えたり、障害と診断されたり障害状態になってしまった事に苦悩してしまう人もいらっしゃると思います。
私も仕事でのつまずきから適応障害で休職し、適応障害を治療する過程で発達障害(ADHD)と診断されて仕事に復帰するまで約2年間の時間がかかっています。
私は適応障害は寛解といってほぼ再発の心配はいらないくらいまで回復する事ができました。しかし、先天性のADHDについては完治するという性質の障害ではなく死ぬまで一生をかけてその特性と付き合っていくという必要がありました。
私もADHDという診断を受けて、医師からの説明を受けたり自分自身でもその発達障害の特性と治療についての情報を収集する事にしましたが調べれば調べる程に「この障害は治らないという現実」を突きつけられていくという気持ちになってしまい、治療を受けるのを放棄したいという気持ちになったり、「治らないなら死んだ方がいいのかな」という気持ちになったりと精神的に不安定な時期がかなりの長期間にわたりました。
私は休職中に発達障害についての情報収集と心の病気やメンタル疾患の治療に必要な要素についても情報を集めたり、自分自身で実践してきましたの。心の病気との向き合い方についての考え方と治療において踏んでいく段階(ステップ)について以下にまとめてみました。
ショックを受ける時期
障害の診断を受けたりうつ病になってしまった事で身体や心に衝撃(負荷がかかる段階)を受ける時期です。
私は休職直後のショックから2か月弱は弱っていて家の外で活動できるまではずっと家の中で過ごしていました。
その後に発達障害の診断を受けた時も「完治しない障害」と説明を受けたショックからかなり長期間落ち込んでいました。
「なんでこんなにつらいの」「一生なおらないなんてもう絶望しかない」
と数か月は毎日こんな思いを引きずって過ごしていて身体と心にものすごく強い負荷がかかっていました。
障害のある自分を否定したい時期
それでもなお、少しでも状況が改善するように生活のリズムや治療に良いとされる事、発達障害についての情報収集を続けていましたが、なかなか自分が直面している現実を受け入れる事が出来ずに最も辛い思いをしたのがこの時期だったかもしれません。
「医者は自分の事を発達障害とか言ってるけど、実は誤診で病院を変えた方がいいのかな?」
「この薬飲んでても副作用ばかりで良くなる気が全くしない。吐き気もすごいし、医者の言うことが信じられない。発達障害って嘘なんじゃないかな。」等と思ったり、主治医の診察の時も「言う通りに治療を受けているのに全然よくならないし、ADHDって診断も本当なんですか?」と」反発・・・・
この時期はストレスで傷ついた身体の状態も良くなってきて体調は良くなった一方で、治療が思うようにいかないイライラから回復してきた身体のエネルギーの発散先として主治医や妻にぶつけてしまったりと感情のやり場に一番困った時期であり、最も周りの人間に心配をかけてしまっていた時期でした。体調や精神状態も安定した今だから振り返ることができましたが、この段階の人を支援をする立場にいる家族や職場の方がこの記事を見て下さっていましたら、回復にあたるまでの途上にこういう人がいるんだなということを理解してくださると少し気が楽になるのではないかと思います。
徐々に自分を受け入れていく段階
自身の障害を否定したり家族や支援者に反発する段階を経ると段々本人の気持ちも安定してきて、治療に対して前向きになれるという段階に至ってきます。私は障害について否認する時期という状態が約1年間続いていましたが、徐々に治療に対して前向きな気持ちになり、治らないという発達障害の特性とうまく付き合っていこうかなと思えるようになり、色々と工夫や対処方法等の情報収集をしてきました。発達障害について調べていくと、実はそれほど珍しいというか奇病というほど有病率が低くなくて40人くらいの小学校のクラスで言えば1人くらいは発達障害の特性を持っている人がいても不思議ではないくらいの確率で困っている人がいるんだなという事が分かってきました。自分が発達障害の特性とうまく付き合っていくためには、他の当事者がどのようにその障害特性と向き合っているのか参考になればと思い、ネットで「発達障害当事者会」に関する情報を仕入れて、何回か参加してきました。
同じ発達障害と言っても障害の特性は人それぞれだし、発達障害で困っているのは自分一人だけじゃない、みんなそれぞれの環境や立場で必死に頑張っているんだ。一人じゃないってわかったら少し気持ちが楽になってきた。
この世の中で辛い思いをしているのは自分一人だけじゃない。少しでも幸せになりたくてみんなそれぞれの境遇の中でそれぞれができるやり方で頑張っているんだということが分かってきました。
このことがきっかけで徐々にではあるけど着実に障害を受け入れて何とか頑張っていこうかなと思えるようになってきました。私の場合の障害を受け入れるきっかけは発達障害の仲間や最も身近で支えてくれている妻や子供の存在でした。
障害は自分一人でけでなく、社会全体が取り組んで協力してみんなで乗り超えるものだと思えるようになってきてからは前向きに生きていこうと思うようになりました。
適応の段階
私が適応障害を寛解させて復職を果たしたのがこの段階で、自分自身はまだこの途上にいると思っています。
ADHDは確かに忘れっぽかったり、ミスやケアレスミスが普通の人に比べて以上なレベルで多くてそれが原因で困る事も多いけど、それを補って余りある長所もあるよね。
「なんで、同じミスをするんだ」
「話が飛んで何を言ってるか分からない」
論理的に話をしろ」
と上司から短所を指摘されたり、怒られたら自分の弱い所や人より苦手な所ばかりに着目して落ち込んでしまっていたと思います。
物事や人も見方によっては良くも見えるし、悪くも見えます。発達障害の特性についても一見短所に見える所が見方を変えたり、見る人間によっては長所にも見えたりするんだと思います。
発達障害の特性が長所となる環境や条件になるように今は短所だと思っている特性の見方を少し変えてみよう
というのが私が一番お伝えしたい事です。
今、発達障害の特性で苦しい、辛い思いをしていても見方を変えてみたり誰かと話す事でそれが長所に化ける可能性もあるのです。
私もまだまだ長所を発掘し切れている段階には至っていない成長段階にいますが、この記事が少しでも皆さんの参考になればと思います。
さいごに
この記事では、発達障害を持っている人が自分の障害の特性を受け入れていく段階について私自身のっ経験をもとに紹介してきました。私自身も発達障害の特性を持っているため、仕事や人間関係で何度も失敗し、その度に自分のことを責め続けてきた辛い経験を持っています。発達障害を受け入れるというのは一人ではほぼ無理だと感じています。必ず誰かに助けを求めて徐々に自分を受け入れてきました。家族やクリニックの主治医や担当のカウンセラーだったりと、自分の弱さや短所を吐き出して話を聞いてくれる人の存在があったから現在では発達障害を持ってはいますが、以前ほど自分を否定するということはなくなってきました。
自分の弱さや悩みを聞いてれる人がもっと身近にいれば……
そんな人にぜひ使ってほしいのが冒頭で紹介していた「ここかる」というオンラインカウンセリングサービスです。
発達障害という障害は、得意と不得意の差がとても大きいという特徴があります。つまり自分の良い所を受け入れて苦手なところは様々な方法でカバーする方法を見つけることができれば発達障害を抱えていても幸せに過ごすことができます。長所を見つけて伸ばす手伝いをしてくれるカウンセラーが「ここかる」にはいます。ありのままの自分を認めて長所を引き出してくれるのがカウンセラーの役割できっとこの記事を読んでくださっている読者の方もできると思います。
そんなカウンセラーに相談できるのが「ここかる」です。ぜひ一度詳細を説明した記事を読んでみて下さい。きっとあなたが変わるきっかけになると思います。
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