ADHDの浪費癖を止める方法

記事
この記事は約9分で読めます。

はやぽん(@hayapon_adhd)です。

ADHDを持っている私は金銭管理がとても苦手です。
「衝動性」によって買う事を抑えられなくなります。
気が付いたらコンビニでお菓子に数千円・・・・
必要がないのに同じものが家に何個もある・・・(買った記憶なし(^_^;))
自分でお金をコントロールして使うということが出来ない私。浪費癖の激しいADHDの私。お金や貯金について妻と話合い、実施している対策についてお話したいと思います。

【ADHD】お金の浪費の対策方法

浪費するのを止められないのはADHDの衝動性を抑えられないから

ADHDの私は金銭管理が超苦手です。
苦手と言えるレベルを超えてお金を私に持たせると何をするか自分でもわかりません。
『おカネ 持たせちゃダメ ゼッタイ』です(笑)妻から

妻

スーパーでお肉買ってきて

とお使いを頼まれてカードを渡されるとお肉以外も必ず何か買ってきてしまいます(だいたいお菓子系)

必ずしもお菓子を買いたい訳ではないのです。ですが、ADHDの持ち前の衝動性が発揮されてスーパーでお菓子売り場を通りかかると視界に飛び込んできたお菓子のことが気になって仕方なくなります。
好奇心旺盛なレベルは1歳時並!気が付いたら、目的のお肉を買う事を忘れて、お菓子だけ買って帰ってくるという事も・・
気になったものがあると本来するべき事が頭から抜け落ちてしまってやらかしてしまった失敗、たくさんあります。
私は特に金銭管理が壊滅的にできません。
衝動性が壊滅的に強い私は中身が赤ちゃんのまま身体だけ大人になったような感じです。

身体は大人、心は子供

私

ばぶー37歳♡

浪費癖のヤバさが判明したのは結婚してからです。
結婚するまでは、お金はある分だけ使ってしまっていたので、貯金はありませんでした。
給与口座にある分すべて使うが普通でした。
給与日までなんとか残高が0にならなければいいという考えでした。

結婚したら妻に浪費を厳しく指摘された

独身の時は自分の生活や金銭管理を目にする人もいませんでしたが、結婚すると私の金銭管理の異常さに気が付くようになりました。
結婚して財布が1つになると私が何をどれくらい使っているか妻の目にも止まるようになりました。

妻

15万も何に使ったの?

私

うーん、よく覚えてないけどお菓子とか?かな?

妻

コンビニ行くだけで15万?なんでそんなにお金を使うの?

と妻にはかなり怒られて、余計な物は買わないようにしようか的な話をしました。
ですが!!またしばらくすると無駄使いが発覚します。
いつまでたっても改善しません。
発達障害の特性で記憶しておくことが苦手で買ったものを覚えていられません。
普段は弁当と水筒を持っていっているので、昼食代とお茶代はかかりません。

私

何かを買ったかもしれないけどそんなに使ったかのかな?

なんでそんなに怒るんだろう。

と妻の気持ちも全然わかりませんでした。
当時はまだ自分がADHDだという診断も受けていはいませんでした。

結婚当初はADHDの診断をうけていないので、必要がなくても衝動で買っているということが分かっていませんでした。

ストレスから衝動に拍車がかかり、休職直前に膨らんだ異常な支出

私は適応障害で休職をしました。

休職するまでの記事は「私が休職になるまでの経緯」をお読みください。
私は衝動で買い物をします。
精神的に追い詰められている状態での衝動買いはものすごかったです。
一回の金額は大きくなかったのですが、コンビニや昼食代でみるみるとお金が消えていきました。
10万・20万と使っていたと思います。
心がつらすぎて特性である衝動を抑えることなんでとてもできません。
買うことで精神を保っていた・・・という状態でした。
買わないと落ち着かない、という特性に拍車がかかっていました。
だから何を買ったのかも全く覚えてません。
グルメな上司に連れられて行ったランチのお店の食事も全く美味しくありませんでした。
ただ食べているという状態でした。
休職直後、妻にこの金額が発覚します。
妻はかなり落胆していました。
適応障害で休職になり、休職期間中の収入は通常の3分の2になります。
そんな状況なのに、異常な衝動買いが止まらないからです。

私が辛い精神状態だったので、お金のことを責めるわけにも行かず、でも家計が苦しいという板挟みでとても辛かったそうです。
※私の場合は妻に金銭管理を任せることができましたが、一人暮らしだったりして浪費や無駄な出費をコントロールできずに多額の借金を抱えてしまうという人も知り合いにいました。

信用していないのはお金だけ、あとは信頼してくれている妻

発達障害と診断された時、妻は、

妻

今までと何一つ変わることはないから、ただ診断された。というだけ。

今までの『ん』?ということの理由が発達障害だったんだね。

と診断に大きく驚くこともなく、受け止めてくれました。
私たち夫婦はとても信頼し合っています。
隠し事もしないですし、休職してからは何でも相談できるようになってました。
妻はさっぱりした性格なので、大きな心で全部受け止めてくれていました。
休職のことも、

妻

私の働いていた職場では心を病んで適応障害で休職することも珍しくないし、

そういう上司、部下・同僚をみてきたから、大丈夫

と受け止めてくれてました。
私のやりたいように自由にさせてくれていました。
自分の体・心を第一優先にし、やりたいように休職期間中過ごしてきました。
本当に感謝でしかないです。
精神的にここまで復活できたのも妻のおかげです。
そんな信頼してくれている妻ですが!!!
お金に関してだけは全く信用されていません。お金の管理だけはかなり手厳しいです!!私がザルなのをよーくお見通しなんです。お金渡したら全部使ってくること分かってます。

ADHDは文明の利器を使うな!浪費するから禁止令が発令された

お金使い使いすぎるから下記の禁止令が出てます。

  • クレジットカード使用禁止
  • Suicaオートチャージ禁止
  • 電子マネー系のアプリ使用禁止

Suicaのオートチャージはしなかったのですが、裏でアプリでガンガン手動チャージしてたことがバレてモバイルSuicaのアプリの消去を言い渡されました。この時に他の電子マネー系のアプリの全消去を命ぜられました・・・・。

ADHDは現金だけを使うべし!

禁止令が出ては、そこの網をかいくぐって浪費してしまっていた私です。妻もほとほと手を焼いていました。
禁止されていたクレジットカードをついに手にして、リボ払いという借金を作っていた時、妻から結婚後最大の雷が落ちました。

これは本当に私が全て悪くて、大反省をここでやっとしました。
今までは妻に色々いわれても、「衝動で買っちゃうんだし、仕方ないよ。抑えるなんて無理無理。」というのが根底にありました。でもやっと改心!(遅っ。(笑))

妻と話し合いが行われ、文明の利器(クレジットカード・電子マネー・〇〇pay)は使わないことの再確認が行われました。アプリが消去されたことの確認とクレジットカードが所定の場所から隠されました。今までは何かあったときには使ってもよい。と置いてある場所は知らされていました。そして持ったら持っただけ使ってしまう特性があるため、現金は紙幣はNG、コインのみ渡されることになりました。
1日1コイン(500円)これで頑張って過ごしてきてくださいという妻からのメッセージ。
今度こそ、守れそうな気がします。

浪費をコントロールできないときはカウンセリング受けてみて

ここでは私がお金の浪費でやらかしてしまった失敗体験を紹介してきました。
私はADHDの障害特性により、衝動性が自分自身で抑えることができずにクレジットカートで使える分だけ使ってしまったりストレスを紛らわすために散在してしまっていました。
私の場合は幸いなことに私の止められない衝動性や浪費癖を妻にコントロールしてもらって生活を維持できることができています。
ADHDを持っていると自分では分かってはいるけど自分自身で金銭管理ができないで使いたい分だけ使って生活が苦しいという方も結構いらっしゃいます。
身近に相談したり金銭管理を手伝ってくれる頼ることのできる家族などがいないという方は誰にも相談することなく衝動性や浪費癖をコントロールすることはかなり難しいのはないでしょうか?
そのような方々に紹介したい対策というのがカウンセリングで第三者に相談してみるということです。
どんなことを相談したらいいのか?というと

  • 貯金をするために浪費をやめたい
  • どうしてもやめたいけど浪費癖が止まらない
  • 妻や夫の浪費癖で困っている

このようなお金や浪費に関する悩みをカウンセラーに相談すると良いです。
カウンセラーに頼る際にはなるべく臨床心理士や公認心理士などの国家資格を持った人に相談するのがいいのですが診療内科で臨床心理士に対面で相談するとだいたい1時間8000円とかかかったりします。
気軽に相談はしづらいし、お金に困っているのに8000円の出費はすごーく痛いです。
そこで紹介したいのがオンラインカウンセリングサービス「ここかる」です。
「ここかる」はお手持ちのスマートフォンやパソコンからオンラインを活用して24時間いつでもカウンセラーに相談できるというサービスです。
「ここかる」最大のメリットは、対面でのカウンセリングでは1時間8000円ほどもかかってしまう相談料金も「ここかる」では1回25分あたり969円(臨床心理士などの国家資格保持者による相談は1361円~)でできてしまうという利便性にあります。
臨床心理士を保有しているプロのカウンセラーであれば第一線で発達障害やこころの悩みを取り扱い、勉強してきている方ばかりですので信頼して話ができます。
「ここかる」のサービスついて詳しく解説している記事がありますので下記の記事を読んで下さいね

下のリンクをクリックすると「ここかる」登録ページにジャンプできます。発達障害の取説づくりのヒントを知りたい、その他悩みを聞いてほしいと思うかたは登録してみてくださいね。

さいごに

ここまでお読みいただきありがとうございました。
今回の記事では私がADHDの診断を受ける以前から無自覚にやってしまっていた浪費癖による失敗体験とたまたま妻が金銭管理をしてくれたことで幸いにも今は対策することができ、浪費癖で困ることなく生活ができているという内容でした。
そして身近に金銭管理を手伝ってくれる家族等がいない場合は自分だけで浪費癖をコントロールすることはかなり難しいです。
自分一人だけで何とかしようとしても限界を感じてさらなるストレスをため込んでしまいます。
そこで手軽に相談できる手段としてオンラインカウンセリングサービス「ここかる」を紹介させていただきました。
自分一人だけでなく上手に人に頼って上手に金銭管理をしていきましょう。


このブログの記事はInstagramでも発信しています。こちらにもぜひお立ち寄りください。

スポンサーリンク

この記事を書いた人

このブログを運営しております、「はーちゃん」です。会社の人間関係が原因で、うつ状態になり、休職。休職中に発達障害(ADHD)と診断されました。2年半の休職を経て元の部署に復帰しました。私と同じような境遇で悩んでいる方、悩んでいる方の友人や家族の方などに、少しでも有益な情報発信をしていければと思います。

記事
はやぽんをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました